Q. ドライバー採用に強いIndeed代理店はどこ?
ドライバー採用に強いIndeed代理店は、利用者目線の評価軸10指標による加重評価で、株式会社LIGO、トラコム株式会社、株式会社ジーエスコンサルティングの3社が上位となりました。運送業特化の採用支援実績、媒体横断の運用力、採用から定着までの伴走力という異なる強みを持ち、運送会社の課題に応じて選び分けられます。
「Indeedにドライバー求人を出しているのに、応募が月に数件しか来ない。求人票の書き方が悪いのか、そもそも出す場所が違うのか、もう自社では判断がつかない……」
運送会社の採用担当者・経営者の方が抱えやすい悩みです。自動車運転従事者の有効求人倍率は2.72倍。求職者1人を約2.7社が奪い合っている状態で、しかも同じ商圏の同業他社が同じIndeedに同じような条件で求人を並べています。この状況で、求人票を作って掲載したら終わり、という運用では応募は積み上がりません。
さらに2024年4月からは時間外労働の年間960時間上限と改正改善基準告示が適用され、「1人あたりの稼働で回す」経営が構造的に成り立たなくなりました。輸送量を維持するには頭数を増やすしかなく、採用は経営課題そのものになっています。
この記事では、ドライバー採用に強いIndeed代理店を評価軸10指標で比較し、応募が来ない構造的な原因、代理店の選び方、費用相場までを一気通貫で解説します。評価軸の定義と重み配分は編集方針・評価方法ページに公開しています。
ドライバー採用に強いIndeed代理店 上位3社(利用者目線10指標による加重評価)
- 運送業特化 株式会社LIGO(総合スコア4.6)- 運送業界に特化した採用支援会社。求人広告の作成・運用から応募者対応、面接官トレーニング、人材の定着までを支援。
- 媒体横断・全国対応 トラコム株式会社(総合スコア4.5)- Indeed特別認定パートナーかつリクルート系の総合代理店。Indeed PLUSと連携媒体を組み合わせた母集団形成に強く、ドライバー採用の運用ノウハウ公開量も豊富。
- 採用×定着の伴走 株式会社ジーエスコンサルティング(総合スコア4.4)- 創業事業が物流請負で、運送現場の定着課題を出自から理解。採用から定着・組織開発まで人事部の一員として伴走し、取引継続率95%以上。
※スコアは当サイト編集部が評価軸10指標を加重して算出した独自評価です。Indeed特別認定パートナーランクは順位決定要素に算入せず、参考情報として扱っています。各社情報の確認日は2026年8月17日です。
編集部おすすめ
中小の運送会社が「採れて、辞めない」体制まで作るなら——ジーエスコンサルティング
総合ランキングとは別に、編集部が従業員30〜300名規模の運送会社に特におすすめしたいのが、株式会社ジーエスコンサルティングです。理由は、運送業の採用が「集めて終わり」では絶対に解決しないからです。
- 創業事業が物流請負:同社の沿革は1998年の物流請負会社(株式会社ドライバンク)に始まり、物流現場の人材定着に取り組んできた経験を出自に持ちます。運送の現場が「どこで人が辞めるか」を、支援側ではなく当事者として通ってきた会社です。
- 採用→定着→組織開発まで一貫支援:主軸サービス「中小企業求人部.」を中心に、求人原稿の改善からIndeed運用、従業員サーベイによる定着支援までを人事部の一員として伴走。取引継続率95%以上を公式に掲げています。
- 中小企業に振り切った支援設計:創業以来7年間で2,600社以上の採用課題を支援。採用ホームページやATSがない状態からでも始められる体制で、専任の採用担当者がいない運送会社と相性がよい設計です。
ドライバーは1人の離職が即座に稼働台数の減少に直結します。だからこそ、募集だけを外注するより、定着まで設計に入っている代理店を選んだほうが、結果的に1名あたりの採用コストは下がります。
ドライバー採用にIndeed代理店は必要?結論から
Indeedにドライバー求人を出しても応募が伸びない、運用に手が回らない運送会社には、Indeed代理店の活用が有効です。ドライバー採用は求人件数が多く、職種・車両区分・エリアの掛け合わせでキーワード設計が変わるため、運送の採用事情を理解した代理店に運用を任せると、同じ広告費でも応募の質と量が改善しやすくなります。
ただし、すべての運送会社に代理店が必要というわけではありません。判断の分かれ目は次の3点です。
- 応募が来ているか:Indeedからの応募が月に安定して発生し、採用まで至っているなら、まずは自社運用の継続で十分です。
- 運用に人と時間を割けるか:Indeedの有料運用は原稿の改善・キーワード調整・入札調整を継続してこそ効きます。配車も労務も見ている担当者が片手間で回すと、掲載しただけの状態になりがちです。
- 採用の頻度と規模:年1〜2名の単発採用なら費用対効果が合わないこともあります。継続的に複数名を採り続ける必要があるなら、外部の運用力が効いてきます。
応募が来ない原因が代理店の有無ではなく求人原稿にあるケースも多いため、まずは自社で改善余地を確かめたい方は、内部の解説記事(Indeedで応募が来ない5つの理由と対策)も参考にしてください。
ドライバー採用に強いIndeed代理店ランキング5選
評価軸10指標(採用設計・コンサル力/業種カバレッジ・対応規模の幅/担当者の専門性・継続性・即応性/料金体系の透明性/成果の可視化/定着支援/媒体横断・Indeed PLUS運用力/採用ブランディング/法令遵守体制/グループ統合力・組織体制)を加重して算出した、ドライバー採用に強いIndeed代理店の総合ランキングです。
ドライバー採用に強いIndeed代理店 比較表
| 順位 | 代理店名 | 総合スコア | 運送領域の強み | 対応エリア |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社LIGO | 4.6 | 運送業ドライバー採用に特化 | 東京都港区(対応エリアは要相談) |
| 2 | トラコム株式会社 | 4.5 | 媒体横断の母集団形成 | 全国 |
| 3 | 株式会社ジーエスコンサルティング | 4.4 | 物流出自・採用から定着まで | 全国 |
| 4 | 株式会社アクシアエージェンシー | 4.2 | 採用サイト・動画までの総合支援 | 全国 |
| 5 | 株式会社デルタマーケティング | 3.9 | ドライバー採用の事例蓄積 | 全国 |
スコアは評価軸10指標に基づく編集部の独自評価です。Indeed特別認定パートナーランクは順位決定要素に算入していません。各社情報の確認日は2026年8月17日、出典は各社公式サイトおよびIndeed公式の認定パートナー一覧です。
株式会社LIGO
運送業界に特化した採用支援会社。ドライバー不足に直面する運送業界を中心に、求人広告の作成・運用から応募者対応、面接官トレーニング、人材の定着までを支援すると公式に記載しています。ドライバー採用というテーマに限れば、業種への絞り込みの深さで頭ひとつ抜けています。
評価できるポイント
- 運送業に振り切った業種特化:会社概要で「運送業界に特化した採用・営業支援の会社」と打ち出し、運送業界を中心に採用活動から人材定着までを支援するとしています。業界の前提を共有したうえで相談を始められます。
- 求人広告から定着までの一貫支援:求人広告の作成・運用にとどまらず、応募者対応や面接官トレーニングまで総合的に支援し、成果が出るまで伴走すると公式に明示しています。応募を集めた後の歩留まりまで任せられる設計です。
- 取材・撮影まで踏み込む原稿づくり:「誰と働くか」を起点に、取材から撮影までこだわって求人広告をつくるとしています。条件面で差をつけにくいドライバー求人で、職場の実像を伝える材料になります。
- 複数媒体の取扱い:Indeed・doda・求人ボックス・バイトル・ドラEVER・しゅふJOBなどを取り扱い、Indeed特別認定パートナー(ゴールド)でもあります。
留意点
運送業界に特化しているため、事務職や営業職など運送以外の職種も同時に募集する場合は、対応範囲を初回相談で確認してください。また、以前公開されていた採用単価や採用成功率などの実績値は、2026年10月時点の公式サイトでは確認できません。自社と近い車両区分・地域での実績を、商談で具体的に確認することをおすすめします。
トラコム株式会社
リクルート系の総合代理店で、Indeedに加えてタウンワーク等のリクルート媒体も取り扱えるのが最大の強み。Indeed PLUSを起点にした媒体ミックスの設計力があり、1媒体では母集団が積み上がらないドライバー採用で威力を発揮します。自社メディアでドライバー採用の運用ノウハウを継続的に公開している点も、情報開示の姿勢として評価できます。
評価できるポイント
- 媒体横断・Indeed PLUS運用力:Indeed単体での露出に限界を感じたときに、連携媒体を含めた設計へ広げられます。求人件数が多く埋もれやすいドライバー職では、露出面の多さがそのまま応募数の差になります。
- 全国カバレッジと組織体制:全国対応の体制を持ち、複数拠点で同時にドライバーを募集する運送会社にも対応しやすい規模があります。
- ドライバー採用の知見公開量:運送・ドライバー業界の採用市場分析や運用事例を自社メディアで公開しており、提案の前提となる業界理解を事前に検証できます。
- クリエイティブの内製対応:求人原稿だけでなく採用サイト・動画といった制作領域まで社内で対応でき、条件訴求だけに頼らない差別化を設計できます。
留意点
全業種を扱う総合代理店のため、担当者によって運送領域の理解度に幅が出る可能性があります。初回相談時に「運送・ドライバー採用の直近の支援事例」を具体的に確認しておくと、ミスマッチを避けられます。
株式会社ジーエスコンサルティング
中小企業の採用・定着支援に特化した代理店。社名は「Growth Support Consulting」に由来し、顧客企業の人事部そのものになるという思想でサービスを設計しています。1998年の物流請負会社創業を出自に持ち、運送現場の人材定着に取り組んできた経験が、そのままドライバー採用の支援設計に反映されています。
評価できるポイント
- 物流業から始まった沿革:1998年に物流請負会社(株式会社ドライバンク)として創業し、人材の定着に取り組んだのが同社の原点です。2006年からの人材派遣業を経て、2019年から採用・定着支援へ。ドライバーの労働環境と離職構造を、外部の支援者としてではなく当事者として経験している点は、運送業の採用支援において独自の位置づけです。
- 採用の前工程と後工程まで業務範囲:業務フローの把握・退職理由の分析・スタッフアンケートといった組織改善から、求人募集、応募対応・面接、入社後の初動教育・メンタル管理までを一連の設計として扱います。募集だけを切り出さない構造です。
- 「中小企業求人部.」による立ち上げの速さ:採用ホームページを持たない企業でも採用サイトを作成でき、Indeedやその他求人媒体への掲載に対応。専任の採用担当がいない運送会社でも運用を開始できます。
- 取引継続率95%以上・累計2,600社以上:創業以来7年間で2,600社以上を支援し、取引継続率95%以上を公式に掲げています。スタッフ1人あたり平均100社以上の支援実績を持つとしており、担当者の専門性という観点でも評価できます。
- 定着支援の実装:従業員サーベイによって社員の状態を可視化し、組織全体の課題を抽出する仕組みを提供。ドライバーの離職が稼働台数に直結する運送会社にとって、再採用コストを構造的に下げる要素です。
留意点
運送業だけに特化した代理店ではなく、幅広い業種の中小企業を支援対象としています。「運送業専門の担当者に見てほしい」という要望がある場合は、初回相談で運送領域の支援体制を確認してください。
株式会社アクシアエージェンシー
Indeed運用に加えて、企業ページ作成代行や動画コンテンツ制作まで対応する総合支援型の代理店。Indeed運用代行や代理店選びに関する解説コンテンツを自社で公開しており、情報開示の姿勢が明確です。求人票の条件だけで戦うと不利になりやすい中小の運送会社が、職場の雰囲気や人で差別化したい場合に向いています。
評価できるポイント
- 採用ブランディングまでの対応力:求人原稿の改善にとどまらず、企業ページや動画まで含めて採用の見え方を設計できます。給与や休日で他社に見劣りする場合の打ち手を持てるのは強みです。
- 全国対応の体制:エリアを限定しない支援体制があり、地方拠点を含む募集にも対応しやすい規模です。
- 情報開示の姿勢:Indeed代理店の選び方や運用代行の仕組みを自社サイトで公開しており、提案前に考え方を検証できます。
留意点
運送業に特化した支援サービスとして打ち出しているわけではないため、ドライバー採用固有の論点(車両区分ごとの訴求、拘束時間の見せ方など)については、初回提案の内容で理解度を見極めることをおすすめします。
株式会社デルタマーケティング
ドライバー採用に絞ったIndeed掲載・運用代行の専用ページを設け、エリアや募集職種の異なる複数の成功事例を公開している代理店。ドライバー職はキーワード検索との相性がよいという前提に立った運用設計を明示しており、Indeedを軸に据えた採用を考える運送会社にとって参考にしやすい情報量があります。
評価できるポイント
- ドライバー採用の事例蓄積:大型・送迎・トラック運転手など職種の幅、2トン・4トン・10トンといった条件差を踏まえた事例を公開しています。
- Indeedの特性を踏まえた設計思想:ドライバー職はスマートフォンからのキーワード検索と相性がよく、条件を細かく指定する求職者にリーチしやすいという考え方を明示しています。
- 相談のしやすさ:ドライバー採用を切り口にした専用の入口を設けており、最初の相談段階から論点がずれにくい構成です。
留意点
上位社と比べると、公表されている実績数値や組織体制の情報が限定的です。運用体制・レポーティングの頻度・担当者の継続性については、契約前に具体的に確認しておくとよいでしょう。
総合ランキングの全体像や、業種を問わない代理店比較はIndeed代理店おすすめ比較ランキング10選、中小企業向けの絞り込みは中小企業に強いIndeed代理店ランキングもあわせてご覧ください。
なぜドライバー採用はこれほど難しいのか|データで見る現状
ドライバー採用が難しいのは、担当者の努力不足でも求人票の出来だけの問題でもありません。需給・年齢構成・法規制という3つの構造要因が同時に効いているためです。まず現状を数字で押さえます。
有効求人倍率は全職業平均の約2.4倍
厚生労働省の一般職業紹介状況によると、令和8年6月時点で自動車運転従事者の有効求人倍率は2.72倍(常用・パートを除く)。職業計の1.13倍に対して約2.4倍の水準です。さらに新規求人倍率で見ると自動車運転従事者は3.88倍(職業計2.10倍)に達しており、新しく出た求人1件あたりで見た競争はいっそう激しくなります。
自動車運転従事者の求人倍率(令和8年6月・常用(パートを除く))
有効求人数77,899人に対し有効求職者数28,690人で、有効求人倍率2.72倍。新規求人数26,576人に対し新規求職者数6,855人で、新規求人倍率3.88倍。同月の職業計はそれぞれ1.13倍・2.10倍。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」参考統計表8-1(厚生労働省公式)/確認日:2026年8月17日
この数字が意味するのは、「良い求人票を書けば応募が来る」段階ではなく、求職者に見つけてもらう時点で競合と奪い合いになっているということです。露出の設計を外さないことが、原稿の巧拙よりも先に効いてきます。
50歳以上が初めて5割を超えた
全日本トラック協会の調査によれば、令和6年時点で道路貨物運送業の就業者に占める50歳以上の割合は51.0%となり、初めて5割を超えました。一方で40歳未満は24.2%にとどまり、40歳以上50歳未満が25.3%。トラック運送事業の就業者は全体で約198万人、うちドライバー等の輸送・機械運転従事者は約86万人で、前年比では微減しています。
つまり、今いるドライバーの半数が今後10〜15年で引退期に入る一方、若年層の流入がそれを埋められていません。採用は欠員補充ではなく、世代交代のための継続活動だと捉える必要があります。なお女性比率は輸送・機械運転従事者で4.6%と依然として低く、裏を返せば未開拓の採用ターゲットが残っているとも読めます。
2024年問題が「稼働で埋める」経営を封じた
2024年4月から、トラックドライバーの時間外労働に年間960時間の上限が適用されました。あわせて改善基準告示が改正され、拘束時間は1年あたり原則3,300時間・1か月あたり原則284時間、1日の休息期間は継続11時間以上を基本とし9時間を下回らないことが求められています。
従来であれば、人が足りなくても既存ドライバーの稼働時間を伸ばすことで輸送量を維持できました。その調整弁が制度的に閉じられたため、輸送能力を保つには頭数を増やす以外に選択肢がない状態になっています。加えて、トラックドライバーの年間労働時間は全産業平均より大型で408時間長く、年間所得額は大型で約4%、中小型で約14%低い水準にあります。条件面で正面から競うのが難しいからこそ、伝え方の設計が採用結果を分けます。
物流の2024年問題(労働時間規制の概要)
2024年4月からトラックドライバーの時間外労働は年間960時間が上限。改正改善基準告示により、拘束時間は年間原則3,300時間・月間原則284時間、休息期間は継続11時間以上を基本とし9時間を下回らないこととされています。
出典:公益社団法人全日本トラック協会「日本のトラック輸送産業 現状と課題 2025」(全日本トラック協会公式)/確認日:2026年8月17日
ドライバー採用でIndeed(+Indeed PLUS)が効く理由と限界
Indeedがドライバー採用と相性がよいのは、求職者が「大型」「4トン」「地場」「夜勤なし」といった具体的な条件をキーワードで打ち込んで探すためです。条件が細かく分かれる職種ほど、検索で拾われる設計の巧拙が応募数に直結します。
効く理由を整理すると次のとおりです。
- キーワード検索との親和性:ドライバーと一口に言っても、大型・中型・準中型、長距離・地場・ルート、軽貨物・一般貨物と条件は多岐にわたります。求職者が入力した言葉に合った原稿が表示される仕組みのため、条件を明確に書くほどマッチング精度が上がります。
- スマートフォンとの相性:ドライバーは待機時間や休憩時間にスマートフォンで求人を探すことが多く、スマホ中心のIndeedと行動が噛み合っています。
- エリアの柔軟性:営業所単位・市区町村単位での訴求ができるため、通勤距離を重視する求職者に届けやすくなります。
- Indeed PLUSによる露出拡張:Indeedへの掲載が連携する求人媒体にも配信され、1媒体では届かなかった層に露出を広げられます。
一方で、限界も明確です。
- 掲載しただけでは埋もれる:同一商圏の同業他社が同じキーワードで並ぶため、原稿の差別化とキーワード設計がなければ表示されても選ばれません。
- 運用の継続が前提:入札・予算配分・原稿の改善を継続しないと、掲載初期の応募が落ちた時点で止まります。
- 採用まで見るには別の力が要る:応募が来ても、連絡の速さや面接の設計が弱いと辞退で消えます。応募数と採用数は別の指標です。
Indeed PLUSの仕組み自体をもう少し詳しく知りたい方は、代理店比較の観点をまとめた親記事のランキングでも解説しています。
ドライバー採用に強いIndeed代理店の選び方|5つの評価軸
代理店選びで見るべきは、Indeed社が付与するパートナーランクの高さではありません。自社の採用課題にどこまで伴走してくれるかです。運送会社が確認すべき5つの軸を、そのまま初回商談のチェックリストとして使える形で整理しました。
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1
運送業の採用実績があるか
ドライバー採用は、車両区分・荷主・配送形態によって訴求すべき点がまったく変わります。運送業の支援経験がない代理店は、どうしても「給与」「休日」といった一般的な条件訴求に寄りがちです。
- 直近1年以内の運送会社の支援事例を提示できるか
- 軽貨物・一般貨物のどちらに実績が偏っているか
- 自社と近い車両規模・配送形態の事例があるか
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2
求人原稿を書き換える体制があるか
掲載後に原稿を触らない代理店は、実質的に掲載代行です。応募が落ちたときに何をどう変えるのかを、契約前に確認してください。
- 原稿の修正回数に上限や追加費用があるか
- 掲載中の効果確認の頻度(週次か月次か)
- 取材・撮影まで対応するか、素材提供のみか
-
3
応募数ではなく採用単価で語れるか
応募数だけを成果指標にすると、採用に至らない応募が増えても「成果が出ている」ことになってしまいます。1名採用あたりの総コストで会話できる代理店を選んでください。
- 過去案件の採用単価レンジを示せるか
- 応募から採用までの歩留まりを追う仕組みがあるか
- 面接設定率・入社率まで報告対象に含まれるか
-
4
2024年問題を踏まえた訴求ができるか
拘束時間や休息期間の実態は、隠しても入社後に必ず判明します。労働時間規制を前提に、自社の働き方をどう正直に、かつ魅力的に見せるかを設計できるかが分かれ目です。
- 改善基準告示の内容を踏まえた提案になっているか
- 待機時間削減・中継輸送などの取り組みを訴求に組み込めるか
- 求人票の労働条件と実態の一致を確認する運用があるか
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5
採用した後まで見てくれるか
ドライバーの離職は稼働台数の減少に直結します。採用して終わりではなく、定着まで業務範囲に入っているかどうかで、年間の採用コストは大きく変わります。
- 入社後のフォロー・定着支援がサービスに含まれるか
- 離職理由の分析まで踏み込む仕組みがあるか
- 取引継続率など、長期的な関係性を示す指標を公表しているか
パートナーランクを選定基準にしない理由
- 評価の主体が違う:Indeed特別認定パートナーのランクは、広告取扱規模などIndeed社への貢献度に基づくとされる制度です。採用企業にとっての最適さを直接示すものではありません。
- 規模と伴走力は別:上位ランクの大手は大規模採用に最適化されている傾向があり、少人数を継続的に採りたい中小の運送会社には、業種特化型・伴走型のほうが手厚いケースがあります。
- 当サイトの扱い:パートナーランクは順位決定要素に算入せず、参考情報として併記しています。詳細は編集方針・評価方法ページをご覧ください。
代理店に依頼するメリット・デメリット|自社運用との違い
代理店に依頼する最大のメリットは、運用の継続性が担保されることです。逆に最大のデメリットは、広告費に運用手数料が上乗せされることと、社内に運用ノウハウが蓄積しにくくなることです。
| 観点 | 自社運用 | 代理店運用 |
|---|---|---|
| 費用 | 広告費のみ | 広告費+運用手数料 |
| 運用工数 | 社内担当者が確保する必要あり | 原稿改善・入札調整を委託できる |
| 改善スピード | 担当者の習熟度に依存 | 他社事例を踏まえた改善が早い |
| 業界知見 | 自社の経験の範囲内 | 運送特化型なら同業他社の傾向を反映できる |
| ノウハウ蓄積 | 社内に残る | 意識的に共有を求めないと残りにくい |
| 向くケース | 応募が安定・年1〜2名の単発採用 | 継続採用・複数拠点・応募が伸び悩む |
判断の目安としては、年間の採用人数が複数名にわたり、かつ社内に運用へ割ける時間がないなら代理店運用が合理的です。反対に、応募が来ていて採用も回っているなら、まず求人原稿の改善だけで伸びしろが取れることもあります。自社運用と代理店運用の損益分岐をもう少し詳しく検討したい方は、姉妹メディアの求人広告代理店の選び方ナビ【首都圏】も判断材料になります。
運送業のIndeed代理店の費用相場|月額・手数料の目安
Indeedの有料運用は、広告費(クリック課金のチャージ)と代理店の運用手数料で構成されるのが一般的です。Indeedの有料掲載は、予算の上限を自社で設定でき、少額の予算でも運用できるとIndeed公式が案内しています。これに運用手数料が加わります。運用手数料は広告費の20%前後を目安とする代理店が多く、月額型のプランを公開している代理店もあります。
ドライバー採用に固有の目安として参考になるのが、採用単価(1名採用あたりの総コスト)です。採用単価は車両区分・地域・募集時期で大きく変わるため、代理店に相談するときは、自社と近い車両区分・地域での実績を数字で示してもらうと、見積もりを比べる出発点になります。
ただし、料金は募集規模・車両区分・エリア・拠点数によって変わり、成果報酬型(採用が決まったときにのみ費用が発生)や、掲載費ゼロで運用手数料のみといったプランもあります。金額の妥当性は、月額の総額ではなく応募単価・採用単価で判断するのが実務的です。正確な費用は各社の見積もりで確認してください(費用の記載は確認日2026年8月17日時点の各社公開情報に基づく目安です)。
目的別おすすめ|運送会社の状況別ベストマッチ
総合順位が高い代理店が、すべての運送会社にとって最適とは限りません。車両規模・拠点数・採用後のニーズによって、選ぶべき代理店は変わります。編集部が状況別に推薦する代理店をマッピングしました。
とにかく早くドライバーの応募を積み上げたい
▶ 推薦:株式会社LIGO
運送業界に特化し、求人広告の作成・運用から応募者対応、面接官トレーニングまでを一貫して支援します。応募を集める段階から歩留まりの改善まで任せられるため、車両を止めずに増車したい局面に向いています。
複数媒体を組み合わせて母集団を広げたい
▶ 推薦:トラコム株式会社
Indeedに加えてタウンワーク等のリクルート媒体も扱え、Indeed PLUSを起点にした媒体ミックスを設計できます。1媒体では応募が頭打ちになった運送会社の次の一手になります。
採用も定着も一気通貫で任せたい中小の運送会社
▶ 推薦:株式会社ジーエスコンサルティング
創業事業が物流請負で、運送現場の定着課題を出自から理解。採用→定着→組織開発までを業務範囲に含み、取引継続率95%以上。1人の離職が稼働台数に直結する運送会社ほど、定着まで設計に入っている代理店が再採用コストを下げます。
条件で勝てないぶん「職場の魅力」で採りたい
▶ 推薦:株式会社アクシアエージェンシー
Indeed運用に加え、企業ページ作成代行や動画コンテンツまで対応。給与・休日で大手に見劣りする中小の運送会社が、人と職場の雰囲気で差別化を図る場合に向いています。
よくある質問(FAQ)
Q1. ドライバー採用にIndeed代理店は必要ですか?
Indeedに掲載してもドライバーの応募が伸びない、運用の手が回らない運送会社には有効です。ドライバー職は求人件数が多く、車両区分・配送形態・エリアの掛け合わせでキーワード設計が変わるため、運送の採用事情を理解した代理店に運用を任せると、同じ広告費でも応募の質と量が改善しやすくなります。一方、社内に運用知見があり応募が安定している場合や、年1〜2名の単発採用では自社運用のほうが費用対効果が高いこともあります。
Q2. 運送業のIndeed代理店の費用相場はいくらですか?
広告費(Indeedのクリック課金。予算の上限は自社で設定できます)に、運用手数料(広告費の20%前後が目安)が加わる構成が一般的です。金額は募集規模・車両区分・エリアで変わるため、月額の総額ではなく応募単価・採用単価で妥当性を判断し、各社の見積もりで確認してください。
Q3. 大型免許を持つ経験者が採れません。未経験者を採るべきでしょうか?
経験者の母集団は構造的に縮小しているため、未経験者の採用と社内育成を並行する設計が現実的です。道路貨物運送業では50歳以上が就業者の51.0%を占め、40歳未満は24.2%にとどまります。免許取得支援制度、同乗研修の期間、無事故手当といった育成の仕組みを求人原稿に明記すると、未経験層からの応募を集めやすくなります。経験者と未経験者では訴求ポイントが異なるため、原稿を分けて設計するのが効果的です。
Q4. 拘束時間が長い求人でも応募を集められますか?
集められますが、実態を隠すと入社後の早期離職につながります。2024年4月からの改正改善基準告示により、拘束時間は年間原則3,300時間・月間原則284時間、休息期間は継続11時間以上を基本とし9時間を下回らないこととされています。この枠組みのなかで自社がどう運行を設計しているか、待機時間の削減や中継輸送などの取り組みがあるかを具体的に書くほうが、応募数は絞られても採用と定着の歩留まりは上がります。
Q5. 軽貨物と一般貨物では代理店を分けたほうがよいですか?
必ずしも分ける必要はありませんが、実績の偏りは確認してください。軽貨物は個建・車建といった契約形態の説明が応募判断を左右し、一般貨物は免許区分と勤務形態が中心論点になります。同じドライバー採用でも訴求の組み立てが異なるため、初回相談時に「自社と同じ形態での支援実績」を具体的に確認しておくと、提案の精度を見極められます。
Q6. 採用してもすぐ辞めてしまいます。代理店で改善できますか?
定着支援まで業務範囲に含む代理店であれば、採用時のミスマッチ低減や入社後フォローの設計まで相談できます。ドライバーの離職は稼働台数の減少に直結するため、再採用コストの抑制効果は他業種より大きくなります。定着の鍵は「入口(求人内容と実態の一致)」と「入社後の環境」の2つです。従業員サーベイや退職理由の分析まで踏み込む代理店を選ぶと、採用と定着を分断せずに設計できます。
Q7. Indeed PLUSはドライバー採用にも対応していますか?
対応しています。Indeed PLUSを通じて、Indeedへの掲載が連携する求人媒体にも配信される可能性があり、求人が埋もれやすいドライバー職の露出を広げられます。ドライバー特化の求人媒体を併用する設計とも相性がよく、母集団形成の幅が広がります。ただし配信先ごとの効果測定と運用改善には専門知識が必要なため、Indeed PLUSの運用実績がある代理店を選ぶことが前提になります。
Q8. Indeedのパートナーランクが高い代理店を選べば間違いないですか?
ランクの高さは選定基準になりません。Indeed特別認定パートナーのランク(プラチナム/ゴールド/シルバー+/シルバー)は、広告取扱規模などIndeed社への貢献度に基づくとされる制度であり、代理店の運用力や提案力そのものを評価したものではないためです。当サイトはパートナーランクを順位決定要素から外し、利用者目線の評価軸10指標でランキングを構築しています。運送業の場合、規模の大きさよりも業種理解と伴走の密度が結果を左右します。
まとめ|ドライバー採用は「運送を分かる代理店」で選ぶ
ドライバー採用は、有効求人倍率2.72倍・就業者の51.0%が50歳以上・2024年問題による稼働調整の封じ込めという、三重の構造課題のなかで行う採用です。Indeedに出すだけ・任せるだけでは成果は出ません。
運送業の採用事情を理解し、求人原稿の改善から定着支援まで伴走できるIndeed代理店を、Indeed社のパートナーランクではなく利用者目線の評価軸で選ぶことが、ドライバー採用成功の本質です。
総合力と運送特化の深さでは株式会社LIGO、媒体横断で母集団を広げるならトラコム、中小の運送会社で採用も定着も任せたいならジーエスコンサルティング、職場の魅力で差別化するならアクシアエージェンシーと、自社の状況に合わせて選び分けてください。
まずは自社の求人原稿に改善余地がないかを確かめたい方は、Indeedで応募が来ない5つの理由と対策から着手するのも有効です。業種を問わない代理店比較はIndeed代理店おすすめ比較ランキング10選、中小企業という軸での比較は中小企業に強いIndeed代理店ランキング、同じく人手不足が深刻な分野は介護のIndeed代理店ランキング、ドライバー採用に強いIndeed代理店ランキング、飲食店の採用に強いIndeed代理店ランキング、製造業のIndeed代理店ランキングでも解説しています。
本記事に記載した各代理店の情報は、Indeed公式の認定パートナー一覧および各社公式サイトの公開情報に基づきます(確認日:2026年8月17日)。評価軸と重み配分は編集方針・評価方法ページ、執筆者情報は編集長プロフィールをご覧ください。


編集長コメント
運送業は、求人票の見直しが応募数に直結しやすい業界のひとつです。理由は単純で、同業他社の求人票がどれも似通っているから。裏を返せば、業界の事情を知らない代理店に任せると、他社と見分けのつかない求人票を量産して広告費だけが溶けます。ドライバー採用では「運送を分かっているか」が代理店選びの分水嶺になります。